グランデコスキー場より
平成16年2月8日 天候 (曇り〜大雪)
プチ遭難の巻 今回のコース
朝の内は日射しが在りました
Joe〜Sho〜すかがわ2嬢
Joeさん提供写真
Sho〜すかがわ2嬢〜SEI
団体さんの後を登る(圧雪されて楽です) 休 憩 Sho上とJoe 列をなし登るスキーヤー 大きなモンスターに隠れる 降りしきる雪雪雪 見る見るうちに埋もれる食材 戯れるJoeとojyou 腰ま潜りラッセルする新雪(スキーを履いてます) Joeさん提供写真 埋もれて動けないSEI (腰まで抜けた空洞にスキーを外し脱出した) PM3:30分頃のJoeまだ余裕が在ったが?? 間もなく現実は訪れたPM5:??頃 大雪の中 体力を付けるためモクモクと食べるShoとメンバーPM6:?? ゲレンデを滑り降りてグランデコセンターへ着く(*_*) 何事も無かった様にバンザーイ PM8:?? Sho〜SEIーすかがわ2嬢 無事に帰還して安堵の表情 (Joeさん提供写真) 新雪が1m位積もる山腹 西大巓に山スキーに訪れる 朝の内は日射しもあり稜線もクッキリと現れ予報が外れ好転したのかなと喜び勇んで登山開始 前を行く団体さんの御陰で圧雪されたトレースを使い順調に高度を稼ぐ 途中までは大きなツリーに日が差す最高のコンデションで上着を脱ぎ汗抱くの行程になる 1800m位まで登ると雪が深々と降りだし先ほど脱いだ防寒着を付ける 急変する天候にメンバーが話す 予報が当たったねと!! 山頂には12:30に着き休憩を13:30まで 既に山頂にいるのは私達だけ 180°方位に滑降下山の予定を尾根を谷側に下りコースを外れる トラバースして 尾根に出ようと試みるが腰まで沈む新雪にどんどん谷筋に 1650m付近で立往生 PM5時 小さな雪崩が発生 越える尾根は見えるが 勾配の在る深雪は身動きがとれない Shoさんがシールを付けて途中まで戻ろうと勇気の決断 1800mまで戻りGPSの軌道を確認しコースを270°にとり稜線を目がけてラッセルする Sho〜Joe〜すかがわ2嬢〜SEIと代わる代わる腰まで潜り力強いラッセルが続く 一人として慌てることなく落ちついた行動!! 非常事態(ビバーク)の装備(食料・燃料・ツエルト二張り・スコップ・ライト・等)が落ちついて 行動できた要因と思う。 尾根筋に出るとトレースを見つけ一安心し休憩をとる すかがわ2嬢さんの果物やパンなどモクモクと食べるメンバー 美味しい!! 途中で行動食をほおばりながらのラッセルでも体力減退が激しい・・・ ”体力限界前の休憩と補給は欠かせない鉄則と改めて思う。” 尾根筋のトレースを下るが雪で所々消えてる下り始めてから4時間以上が経ち 新雪は既に30cm位積もり行く手を阻むのでした PM7時過ぎにゲレンデに出る ゲレンデも新雪でスキヤーの残した跡も無く如何に大雪か 思い知ることが出来た ヘッドライトの灯りでゲレンデを滑り下りたのは PM8時に成ろうとしてた グランデコハウスに着き渇いた喉を潤すカンビールは 言葉にならない幸せな安らぎの空間に案内される時間になりました。 駐車場に残された一台の車 ビバークを余儀なくされてればと考えると 慎重の上に行動と判断をしなくては成らないと教えられた 冬山の1日でした Shoさん・Joeさん・すかがわ2嬢さん・素晴らしい判断と行動に感謝致します これからの登山に役に立つ教訓と致します ・・・SEI・・・ 戻る |