前ページより



 

山頂より高松岳方面            山頂の道標







鳥海山









月 山





 

切れ堕ちた岩稜         避難小屋と台山方面への稜線






 

山頂より前神室山(奥のピーク)      山頂のSEI 後方は鳥海山








登山道の色つき    栗駒国定公園のプレート    登山道に怖い落とし物(古い物と新しい物)






 

前神室山 山頂       振り返り神室山方面を望む







裾のを覗けば集落が見える







 

登山道に黄色の花が群生してた     見事なブナの巨木(下山道にて)




先月に続き秋田県の山に訪れた 10日の午後 郡山を出て登山口近くで車中泊
11日朝 予定時間より遅れて(寝坊をしたため)AM6;10登山口を出発
杉並木の林道を進む 西の又川と平行に進む道 吊り橋を二回渡ると緩斜面の登山道になる

しばらく沢の音を聞きながら進む すると左手の目の前に大滝が現れ豪快に流れ落ちる
水量に圧倒され 指図されるかのようにカメラを構えてシャッターを切りました

小さなアップダウンを繰り返し沢を横切る 高度を稼ぎブナ林の中を登ると不道明王の祠が
奉られた場所に着く 一息入れていよいよ胸突き八丁に差し掛かる
展望のない林の中 同じ景色に急勾配 流れる汗を無造作にふき取り登る

この時間が登山の中で味わえる 私の大好きな時間である
トップページに在るように無心になれる時で 誰にでも平等に与えてくれる!!
時をどの様に感じ取るか 意識するか無意識かの違いで
修行もしない凡人でも無に成れる大切な時間でもある。


胸突き八丁を登りきるとミヤマ平ら(8合目)に出る 左手に三角石山の姿 連なる峰
前方に窓くぐりのコル 右手には前神室山 目線を落とせば紫のキキョウの群生
今までの展望を遮る林から抜け出した開放感は疲れも飛んでしまう雲上の楽園だ!!
一人贅沢に 空間を欲しいままに 足を踏み入れた瞬間でした。

キキョウが乱舞する平地を歩く時間は 呼吸を整えるに必要な程良い距離でした

窓くぐりからひょこっと顔を出せば神室連峰の重量感溢れる峰が誇り下に流れる
目が追う大小のピーク 流れに沿い追え続けても切れることのない奥の深さ 
これぞ東北の山!!

コルを右に折れて数百mで神室山と前神室山の分岐に出た
痩せ尾根の神室山に行くには左に進む 遠目に山頂が手招きしてる姿??忙しく歩く

つま先の数m先に黒い物体・・・んん〜〜・・・何だ・・・ギョ・・之は熊の ○ ン だ・・
良く見れば渇いた ○ ン & 焼きたて(出てきたて)の ○ ン ではないか
と言うことはここは熊の通り道である 単独のSEI 周りを見渡す不思議な姿が在りました。 (笑)

山頂は微風が吹き汗が引くのが解る ザックをデポし避難小屋まで足を運ぶ
小屋の戸はシャッターで閉ざされ二階の窓からしか入れない之も熊が進入しない為の策かと独り言
小屋の中は綺麗に整理されて気持ちが良い 予備の水や毛布があり小屋の管理者に頭が下がる
ありがとうございます

山頂に戻り行動食をほおばり45分の休憩を終え下山
前神室山へと進む 最初のコルでダム登山口から来ましたと言う単独登山者と会う
電話をしてる姿 山頂では繋がらない携帯電話が此処では繋がる様である
私も今日の宿 新五郎湯に連絡 予約を取りました

前神室山の最後の登り さほどの登りでも無いのに息切れなんでかな??(思い当たる節・・・)
前神室山山頂は通り道程度の広さ休まず進む・・・パノラマコースを下山のはずが上り下りの連続・・・
稜線に咲く黄色い花の中 一人旅を楽しみながら歩くSEI

ブナ林の中を歩くように成ると急斜面に変わり一気に下る 
時々つま先の加重を和らげるように後ろ向きに休む 数回くり介し登山口には12:30に着き
神室山登山の1日が終わりました

しばらくぶりの単独登山 たまには良いもんだと満足げに笑みがこぼれた

前回の虎毛山・高松岳に続き秋田の山に魅せられた登山に成りました
ありがとう東北の山 秋田の地で  SEI



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