会津駒ヶ岳2132.4m



天候(晴れ)           山スキー          今回のコース







駒ヶ岳山頂(道標は雪の中・・)





  

ブナの幹は雪解        斜面の残雪とブナ林









谷筋を登る






 

雪面は口を開けていた        夏道の合流地点





   

大戸沢岳方面(雪面に亀裂が走ってる)









燧ヶ岳





 

奥のピークが駒ノ小屋の位置          中央に駒ノ小屋





 空身で山頂ピストンのメンバー


東京の某大学山岳クラブ(ザックは90L 重さは25〜30kg) 4泊5日会津駒ケ岳〜燧ケ岳〜皿伏山〜至仏山へ縦走




 

中門岳2060mの稜線

登山口近くで車中泊 目覚めはAM5:15分 朝から空は青く登山日和になりそうだ
朝飯を食べて登山口に移動 登山口には4台が既に止めてあり辛うじて駐車できた

登山口では4月初めに下山途中に行方不明と成ってる方の
手がかりに成る協力をお願いしますとチラシを配る姿が在りました
一日も早く発見されることをお祈り致します

上の沢沿いから谷筋そして夏道の合流地点へと登る 私の前を二組の姿が見えた
一組のペアーは途中から夏道の方へコースを進 もう一組の男性二人組は谷筋を同じように登っていく
1250m地点の緩斜面で二人が休憩してた 私は挨拶を交わし先行する

休憩していると一人の男性が登ってきた こんにちは・・・あれ〜さっき休憩していた方ですか・・はい・・
そんなわけで道中の仲間にさせていただいた群馬から来ましたKさんでした
(Kさん写真送って頂くときにはKさんの写真も送って下さいね!) (~o~)

青空を眺めて登る久しぶりの天候だ 雪面はザラメで滑るのには支障がないようです
例年であると1450m位より下部ではブロック雪崩の爪痕が多く見られる山肌も
雪崩の跡は無いが 亀裂が走り大きく口を開けてる場所が在る
雪庇が迫り出してる所もあり雪崩が何時起きても不思議では無いと思われる
しかし1450mより上部の稜線は雪も安定して歩きやすく坪足でも沈む事はない!

ブナ林の新鮮な空間を登る右手には大戸沢の稜線 左には富士見林道が惜しげもなく山容を現す
奥には燧ヶ岳の切り立った雄々しい姿と晴天のパノラマを堪能できた
1800m稜線で東京から来た某大学の山岳クラブメンバーと挨拶を交わし山談義の登り
後輩の体調を心配しながら登る姿は勇ましい姿とは裏腹に優しい人間味のある言葉が聞かれた

90Lのザックに25〜30kgの荷物 そして縦走(4泊5日会津駒ケ岳〜燧ケ岳〜皿伏山〜至仏山)
体調を崩した後輩の荷物を担ぎ上げる為に 元気な先輩が駒の小屋から駆け下りてきた。

私は小屋には寄らずトラバース気味に山頂を目指す
山頂方面からボーダーが一人 登山者が一人下る 私が山頂に着いた時には静な独り占めでした
20分ほどの休憩で下山開始 登りでご一緒した山岳クラブのメンバーの写真を撮り
HP上でまたお会いしましょうねと約束・・・・(^O^)でした。

下りは気持ちよくザラメ雪の滑降 どんどん標高を下げる 何時も下る下ノ沢の堰堤を目指し沢に滑り込む
アレ〜何時もの雪面と違うぞ・・・・今にも崩れそうな斜面 大きく口を開けた亀裂・・・スキーを外し坪足に成ると膝まで沈む 
安定していない雪面と急斜面から雪崩現象が過ぎり登り返すことにした
標高差125mの登り返し おまけに膝まで沈む安定していない急斜面 疲労困憊の体験でした

登り返して夏道に取り付く為に下ると 群馬のKさんが急斜面で難儀していた
私もスキーを外して谷下り しかし安定感がない為に再びスキーを付けて夏道へ 無事に下山と成りました

群馬のKさん 某大学山岳クラブのメンバーさん 有り難うございました
そして行方不明の方の一日も早い発見をお祈りいたします

・・・SEI・・・


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