男体山平成18年5月28日


天候(雨)            今回のコース




雨の男体山(新緑のブナ林)                                  2003年11月24日の男体山




     

志津登山口           志津小屋脇に奉られてる祠





 

志津小屋(ここを通過する時は雨足が強くなる)        道標





  

ゴロゴロと岩が突き出てる登山道        少し明るく成った白樺林







  

崩壊地の斜面         沢に崩れ落ちた斜面(堰堤が在る)        樹皮が剥がれて泡が出ていた木




  

所々に残雪        茶褐色の砂地    ザラザラの砂地は滑り歩きにくい






   

建物の基礎らしい石物           山頂にて         二荒山神社(奥社の鐘)






  

山頂の建立物           神社         大岩がゴロゴロしてる山頂






  

木の土留めがある階段状の道(見た目より急です)      道標(不気味な色)         岩を足場に下る




  

不気味な色の道標と祠







                

道中に愛嬌を振りまくお猿さん






  

4合目の鳥居        赤ヤシオが際だつ!






    

舗装された林道を下る      此処の境内を通る        二荒山神社


雨足が強い中 中禅寺湖の辺にある二荒山神社駐車場に車を止めてタクシーで志津登山口に移動した
戦場ヶ原にある三本松を過ぎて右に折れる 唐松林の中を志津林道へと進んだ
林道は舗装されて走りやすく30分くらいで登山口に到着する 

到着直前に登山口の道標を確認したがタクシーの運転手さんが登山口は少し先ですと言うので半信半疑・・?地元の人が
言うのだからと従ったが・・やはり登山口は手前に在った 此処で時間のロスが20分くらい
運転手さん勘弁してよ・・・でも意地悪をするような人では絶対ない ・・・・!!話をしてて思ったからです
そして車を下りた時に (^-^) 雨足が強いから傘を持って行きなと頂いた 良い人だよね!
貰い物に弱いSEIの一幕でした (^O^)

樹木の生い茂る薄暗い道を進むと10分位で志津小屋に着いた 石仏が並び志津宮が建つ前を通り
再び樹林帯へと進むと 深く削れた道は雨水で滑り泥遊びを余儀なく強要される・・・(>_<)
男体山が雲にすっぽり覆われて居るのか視界は利かない

急斜面の道をどんどん登ると右側が崩れた所に出た 沢には堰堤があり残雪も確認できた
ロープが張られたザレ道を登り再び樹林帯へ岳樺の木々が目立つように成る
そのときピカッーと光る物が 太陽が出ていないのでSEIの頭ではない・・(笑)
時間差攻撃でゴロゴローと響く まだ雷は遠い様だ 3〜4回ゴロゴロと繰り返し遠のく

山頂に近づくにつれ粘土質の地質から赤い砂地の滑りやすい道になる 
足を取られながら登ってゆくと左に崩れた崩壊地が現れた
ガスで視界がないが沢は深いようである 少し記憶に残そうと覗き込んだ

其処からは木の根が邪魔し 浮き石が足を取り 残雪が抜けるなど気が抜けない歩きになった
前方に空間が現れると間もなく建物の基礎らしい石物が在る 少し先には三角点を確認 
雨の中の山頂到着でした。

山頂では私たちより先に着いた登山者が休憩してる
山頂は建立物が多く信仰の山を物語っていた。

しかし残念なのは山頂に埋もれたゴミである 建立物の近くには視線を逸らしたくなるような光景が見られた

雨足が強くなって来たので下山することにする 露岩帯の道は足が滑り おまけに急斜面ときました
土留めの階段は段差が大きく足に負担がかかる 右に左に位置を変えてどんどん下る
下界の中禅寺湖を白いカーテンの中に想像しての景色は ただ真っ白でした

階段が終われば大岩が並ぶ急斜面の下りが続く 雨で滑る岩 展望もなく濡れた木々に応援されて
ただただ下るどこまでも 道標には赤く縁取られた案内文字が不気味だ・・・なぜ赤なのか
後から染められたような不気味な赤に信仰の山の何かを感じた!(何だろう)

下っていくと所々に避難小屋(社務所)が在る 手すりらしき防護柵も在るがふらふらで安定しない
滑り手すりにつかまったらグラリと倒れ危うく転ぶところでした・・・あぶねいあぶねい

少し斜面が緩くなると大きな石の鳥居に出た 4合目の道標もある
そこからは舗装された林道歩き 雨も上がりカッパを脱ぎ半袖姿になる今日初めて清々しい気持ちになり
鼻歌交じりに下る 前方に動く気配が感じられた ん〜〜何かな 
道の脇にお座りしたお猿さんが動じず視線を送る 負けじと視線を送り挨拶を交わす
こんにちは 機嫌がいいのか色んなポーズで愛嬌を振りまいて頂きました。

林道から再びブナ林の多い登山道へ 今までと違い歩きやすい 木々には鹿除けのためか防護網が幹に巻いてある
もしかしてと周りを見渡すが鹿の姿はない 雨が上がり新緑の若葉が輝く登山道を後にすれば
間もなく二荒神社の鳥居が視線に入る 中を通り抜け中宮で参道利用料を納め(お守りを進呈された)中禅寺湖の
辺にある駐車場に到着いたしました 長〜い急斜面の下りに あ〜疲れた と一息つく!

下山路には倒壊した建物が放置されたり 捨てられた物なのか布きれが目立つ
遠望の鎮座した男体山の風格から少し残念な思いが残る

志津登山口まで送ってくれたタクシー運転手さん傘を頂きありがとうございました
お陰様で快適に登山を楽しむことが出来ました

ごんぞうさん 道中で会った皆さん お疲れさんでした
お猿さん お出迎えありがとう
・・・SEI・・・



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