南蔵王平成18年8月16日

(前山〜杉ヶ峰〜屏風岳〜南屏風岳〜不忘山)


天候(曇り〜時々小雨)              今回のコース



南蔵王の花旅




南蔵王は花の楽園(稜線のお花畑)



 

前山に虹が架かる                              前山〜杉ヶ峰〜雲の帽子は屏風岳


  

杉ヶ峰分岐                         キンコウカの絨毯                        旧刈田峠分岐









  

杉ヶ峰避難小屋(赤い屋根)                 ミヤマシャジン            道標









  

前山山頂(ごんさん・SONEさん)               登山道               道標








杉ヶ峰山頂(ごんさん・SEI・SONEさん)







      

花に誘われて動かない二人                 湿原に咲き乱れる花




  

道案内が区切りよく表示               屏風岳





 

稜線は夢の花旅(花と戯れ花を抱きしめ花に心を奪われる)





  

すそ野から吹き上げるガス 心地よい空気 コルを彷徨う旅人 不忘のピークに流れる雲 全てが夢の世界と心が躍る!





  

南屏風岳のコルを眺め ハクサントリカブトが大岩を飾り 乱れ咲きの花々を足下に山人が佇む






  

山肌は埋め尽くされる!色とりどり花達に 振り返る視線には不思議な力が忍びより動くことを許さない 小さな恋人達よ!




  

不忘山の祠     山頂        ごんさん〜SEI〜SONEさん






  

分岐                      不忘の碑                 弘法清水の道標


南蔵王の花旅 刈田峠に着くと数台の先人達のお供が止めてある 霧雨の峠で旅支度の山人達よ!
ガスが飛び交う登山道 めまぐるしい天候の変化 時折大粒の雨 そして日差しが山を染める 登山道の木々は滴を溜て輝き
植物に抱かれた水滴はガラス細工のように透明な光を放す 
霧雨に降り注ぐ太陽の光が七色に変わり空を染める 全てが之から始まる山旅の序章にすぎないのである。

澄んだ空気がすそ野から吹き上げ雨と共に頬をなでる 心臓が喜ぶ肺が波打つ体が動く なんだか不思議と気持ちが良い
このまま鳥になり飛んで行けそうな気がする ふわっと体が浮く 眼下には咲き乱れる花達が手を振り風に靡き山人に語りかける 
南蔵王の楽園へようこそと!そんな神々の住むピークからの眺めに幻を見た。

杉ヶ峰の湿原に咲くキンコウカ 金色に輝き一面に敷き詰められた様は記憶に残る名場面と脳裏に焼き付き
杢道を歩く足音が草原のBGMとなり心が弾む 登山道は整備され歩きやすく杉ヶ峰を越えると湿原が多く点在してた。
湿原では新規の杢道工事が進み機材が保管されていた。(工事関係者のご苦労に感謝いたします)

屏風岳からの歩きは平坦路が多く天候が良ければ素晴らしいパノラマを満喫出来 山並みに惚れる空間か!
雲の流れに抱かれて彷徨う山人は天上の楽園を愛し親しむ姿を見る

南屏風岳からの下りは花々の咲き乱れる山肌に目を奪われた
早朝に小鳥が飛び交う場面のように晴れ晴れと清々しい気持ちは 吹き上げるガスをも飛ばし稜線を醸し出す 
稜線の道を追うとクルマ百合の可憐な姿が大岩の足下に咲き シャジンの紫が作り上げる画面は
世界の名画を越える傑作とハートに刻み込まれた

コルの道草はいつまで続くのか自分にも解らない 戯れることを許された山人は切り立つ斜面に咲く花に見とれ無心になる
自由という時間が在るならば 幸せと感じる事を表現できるならば正に時は今! そんな沈黙の時間を頂く!

やせた尾根を上りピークに立つと其処は不忘山の頂 真新しい祠と鳥居に手をを合わせ山歩きに感謝する
腹もへり喉も渇き楽しい休憩の時間が来た 鴨肉の薫製をコンロで焼き切り身を頬張り ビール片手に乾杯の音頭で我に返る
山の妖精に夢旅を頂き 花々に清々しい心を頂き 山々に元気を頂き 南蔵王の花旅を終えることが出来ました

SONEさん ごんぞうさん ありがとうございました
夢を頂いた南蔵王に感謝!・・・・SEI



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