磐梯山平成18年9月3日
1818.6m


天候(晴れ)              今回のコース



山頂より天狗岩越しに見る沼ノ平(奥に雲の笠は櫛ヶ峰)



 

赤埴林道終点を登る          途中に出来たベンチ

(SAKURAちゃん  カボスさん ITO君 一匹さん 後方に ごんちゃん SONEさん HARUさん)




  

分岐にてsakuraさん                 磐梯山                    ウメバチソウ





 

櫛ヶ峰                        櫛ヶ峰をバックにハ〜イポーズ(^O^)





   

渋谷登山口分岐                                        沼ノ平






          

沼ノ平より後方に赤埴山                      櫛ヶ峰火口壁






 

コルより(手前に銅沼〜奥に檜原湖)         コルから火口原を覗くメンバー




  

火口壁と一匹さん         弘法清水の女将さん(中央の赤い服)キノコ汁が最高です・・・コーヒーご馳走様でした (@_@)







  

山頂にて

SAKURAさん〜一匹さん〜カボスさん〜SONEさん〜HARUさん
ごんぞうさん〜ITOさん〜SEI







  

八方台コースの噴火壁                    櫛ヶ峰の噴火壁






    

SONEさん提供の写真です(土石流跡にて)                               噴火壁越しに見える吾妻連峰 






  

 川上分岐にて                           SONEさん提供の写真です(吾妻連峰をバックに)




  

川上登山口へ下るメンバー                   火口原で休憩







SONEさん提供の写真です(ガレた火口原と火口壁)












   

シラタマの群生(数キロに渡り登山道を飾る)       イチゴ(美味しく頂きました)      無事に下山(川上・上登山口)


前夜祭の酒が残る体に強い日差しは利くねと一人呟く陰の声! 久しぶりの磐梯山登山に8名で赤埴林道終点より登る
途中に真新しいベンチが作られていたので折角のご厚意と感謝し記念写真を撮る

20分ほどで赤埴分岐に出た 鏡ヶ池から先は磐梯山を回り込むように景観を変えて進む登山道でガスが出てないときには絶景のコース
時と共に変化するパノラマ 視線が飛び落ち着きを失う山人 青空に忙しく動く雲が櫛ヶ峰のピークを隠し被写体を演出する登山日和に躍動を感じた。

夏の花達も姿を消し時の流れを予感する登山道に咲き続ける白い花!ウメバチソウ
清楚な白い姿は季節を越えて私たちを迎えてくれた。沼ノ平の緩斜面を登ると下方に乾いた沼を確認出来たが
春先の満々と水を蓄えた姿は今は無く・・・ふわふわと上がるガスの煙も断ち消えていた。

稜線に出ると肌で風を感じる もう山は秋風かヒンヤリとした心地よい風波は噴火原の斜面を駆け上り体を冷やしてくれる
火口壁に雄々しさを 足下の花に優しさを頂き 仲間と迷い込む磐梯の峰で深く広く爽快な気持になれた

黄金清水付近からは登山者の行き交う姿が多く見られる ガレバの急斜面を登ると弘法清水だ
小屋の赤い屋根が視線に入る 弘法清水小屋に到着したのだ 私たちが沼ノ平で追い越された小屋の女将さんの元気に動く姿がある
カモシカのように速い足で小屋に通う女将さんは磐梯山でも有名なYさんです いつもの笑顔は私たちを元気にしてくれた

チョイ休みで山頂に向かうが弘法清水より上は渋滞に! 灌木の中は山頂の絶景を夢見る前の試練と言わんか胸突き八丁の登りだ
汗が絞られ息が上がる 途中に在る見晴台で心地よい風をTシャツに受け季節の変わりを感じた。

山頂には数十人の登山者の休む姿 今まで見えた山並みは一瞬消え 沸き上がる雲の悪戯が視界を妨げる
流れる雲の悪戯は短く山並みが徐々に映しだされ山頂の登山者の歓声は消されることが無かった

休憩もそこそこに弘法清水小屋まで降りる 小屋の中で休憩タイム 女将さんの自慢の料理はキノコ汁 タケノコの食感と
こくのある味は絶品です(是非食べてみて下さい)ビールのお供をご馳走になり大休憩でした
「女将さん元気で何時までも山小屋を守って下さいね」

楽しい一時を過ごし小屋を後にする 川上の分岐まで下ると橙色の西洋タンポポが数株咲いていた
仲間の話では持ち込まれた花で本来生息しない種類なので間引いた方が良い様だ?
しかし可愛い橙色の花を間引くことは出来なかった

コルで絶景を眺め急斜面を下る ガレバの浮き石で足を滑らし尻餅をつく姿も見られた
ロープや手すりを頼りに火口原に到着した 小休憩を取り川上分岐を進むと櫛ヶ峰が刻々と姿を変え視界を楽しむことが出来る
火口原は濁流の流れた跡が深く抉られ 自然の掟が牙を剥く様が残されていました

火口原を進むと低木の中にシラタマの群生する登山道が数キロ続く 白い実を付け岩の間に並ぶ姿は真珠をちりばめた庭園の様で 
白い実からは香水の様な良い香りが漂いリフレッシュ効果を得る事が出来ました

変化に富んだ登山道は次第に樹林帯と変わり蒸し暑く蚊の軍隊が攻め込んでくる Tシャツやタイツの上からブスリと一刺し
見る見るうちに晴れ上がり痒みが襲い ボコボコにされながら早足で下ると
何故か登山道の脇に熟した赤いイチゴの実が並ぶ一つまた一つと頬ばり甘い味と香りに慰められ
登山口に到着いたしました。

素晴らしい天候と仲間 変化に富んだコース 弘法清水小屋の女将さんの持て成しと
磐梯山の全てを物語る登山となりました

8名の仲間と今日の一日に感謝致します ありがとうございました
・・・SEI・・・


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