仙丈ヶ岳平成19年10月7日


天候(晴れ)                    今回のコース

前夜祭





仙丈ヶ岳(3033m)





  

シラビソの樹林帯を登る       分岐にて(gonちゃん〜sakuraちゃん〜Su−さん)

昨日の前夜祭で飲んだ酒は殆ど残ってない・・と言うことは余り飲まなかったのだ ん〜 感心 感心
ざんざ亭を5時に出発して戸台のバス停には5時25分には着いた ここから臨時バスに乗り込み
北沢峠へと向かう 北沢峠には6時45分位に着き長衛山荘でお泊まりの受付を済ませ登山口に集合する
仙丈ヶ岳登山はMiyaさんのメンバー10名と私たち4名の総勢14名の大移動になる

素晴らしい晴天無風の中シラビソの原生林を登ると大滝頭の分岐に着きました





 

雪を被った様に見える駒                      鋸岳から流れるような稜線

大滝頭を過ぎると展望も良くなり振り向くと甲斐駒ヶ岳を仰ぎ見る事ができ 左手には北岳が視界に飛び込む
遠望には鳳凰三山が現れオベリスクの尖りも見えた





   

駒を後方に
(Su−さん・gonちゃん・sakuraちゃん)                  小仙丈ヶ岳(SEI・ARIさん・sakuraちゃん・Su−さん・gonちゃん)

開けた展望台で写真を撮りまくる 山頂へ続く登山道は広い尾根道になり登山者が列を成して登る姿が在りました
頂上直下は眺望が良く山並みに心も目線も奪われて足取りは鈍くなる 気分は最高 天気も最高だ!





 

中央に富士山 
(右の尖りは北岳)                    仙丈ヶ岳の穏やかな山並み

小仙丈ヶ岳から見る富士山はシルエットとなり雲海に浮かぶ
仙丈ヶ岳の穏やかな登りを詰めると山頂へ辿る 山頂では大勢の登山者の姿が動いてる







アサヨ峰を左に
(鳳凰三山〜地蔵・観音・薬師)

まもなく頂上になる 歩きを止めて鳳凰三山をため息混じりに眺め 暫し感動のマグマを蓄積した
青空に聳える複数のピークが南アルプスのシンボル塔の様に映り感激がドドーっと押し寄せる





 

仙丈カールの岩礫を懐に抱き立つ二つのピーク 右に仙丈ヶ岳の山頂が確認できた
尾根筋では登山者が繋がりピークに進む・・・・







沸きだつ雲海に
(奥に八ガ岳連峰〜駒ヶ岳)

山頂に着き360度の展望をスライドするように視線を移す
ランランと輝きを見せる眼光は鋭く 空間の画面をもぎ取るように引き寄せ・・・
そして宝物をしまう様に大事に保存する被写体は次から次とカメラに納められた。








裾野を隠す中央アルプス〜奥に御嶽山〜乗鞍岳

仙丈ヶ岳の斜面越しに中央アルプスが雲間に広がり 奥に鎮座する姿は御嶽山 
雲のジューウタンを鞍部にして右に浮かぶのは乗鞍岳と 雲海も青空の下では演出者と成り構成を豊かにしてくれた







山頂にて集合写真
(游山のメンバー & Miyataさんのメンバー)
大変だー (>_<) 右端のメンバーが・・・・
(参加者の中で集合写真持ってる方は貸してください・・m(_ _)m・・)





 

仙丈小屋

西尾根を下り地蔵尾根コースを左に分けて尾根から外れ カールの中を下って行くと仙丈小屋に着く
小屋の前では数十人の登山者が休んでた 売店にいた小屋のスタッフが何と福島県の人で会話が弾むメンバー

私は記念バッジを求め綺麗なトイレを拝借して小屋をあとにする





   

馬ノ背を正面に見て下る                   仙丈ヶ岳のカールと仙丈小屋
(SEI〜Su−さん)

下山路の沢にはカールの底から湧き出た水がこんこんと流れ 水溜の周りは氷が張る冷たさだ
冷たく旨い水を代わる代わる頂き 背後に映し出された山並みや小屋の景色に後ろ髪が引かれる






 

馬の背ヒュッテ                       下山時の駒ヶ岳

ハイマツの尾根を下り馬の背の分岐を分けてダケカンバの林を下ると馬の背ヒュッテに着いた
小屋の脇から藪沢に下ると駒の素晴らしい姿が在った 






 

休憩タイムはMiyataさんの面々             藪沢小屋
(寝具が用意されてる)

登山道には小さな沢が多く水量も豊富で流れを楽しむことができる
藪沢を渡り直進して尾根を回り込むと藪沢小屋が建つ地点に・・・小屋の中を覗くと寝具も在るが
無人の避難小屋と案内されてた。




 

紅葉の山肌                      小さな滝が多い

振り返ると紅葉が始まった山肌が太陽の光に輝き 私達を見送るように微笑む・・・





 

Ariさん・Sadaさん・Miyaメンバーさんの二人           無事に下山

元気に登山道を下るメンバーもダケカンバとお別れしてシラビソの樹林帯を下れば登山口に到着・・・
記念写真をカシャー お疲れ様でした

※ 報告

下山時に足を捻挫されたご夫婦が助けを求めてきました そこでMiyataさんメンバーが手当の医療品を
奥様に渡す(Miyaさんのお仕事は医療関係) 奥様から住所や名前が伝えられMiyataさんにヘリの要請を頼む・・
Miyataさんが下山して緊急事態を報告ヘリでの救助を求めると本人の要請がないとヘリは飛べないとの返事・・・・・?

Miyataさんが救助隊隊長と電話にて救助の交渉を繰り返す
救助要請に責任を持てる人が欲しいとの返事にMiyataさんが自ら責任者として名乗り出た

交渉が成立して10分位でヘリが飛んできた
これで一安心とMiyataさんはじめメンバーが安堵いたしました

お怪我を成された登山者のご夫婦様
無事に救助されたことと思います・・・・・が・・・・確認はとれてません





  

夕食                          乾杯                         長衛荘

明日も登山の予定がある私達はお泊まりの宿 長衛荘にて宴会を始める
夕食はチョーデラックスな美味しい料理にご飯のお代わりも頂き お酒の酔いが加わり
 早めの眠りにつくが ギュウギュウ詰め小屋では熟睡の約束はされなかった。



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