丹 沢(行者ヶ岳〜新大日〜塔ノ岳)

平成19年11月4日)     天候(晴れ)             今回のコース


前夜祭(滝沢園にて芋煮会)リンク




塔ノ岳山頂より富士山




丹沢に二日間行ってきた
滝沢園にて前泊は芋煮会を兼ねた山行きだ!

コマーシャルの一コマでは無いだろうが
いきなりの急登りが待ってる登山道
登り終えて稜線に出れば其処は天国別天地
錦絵の山肌が太陽の光に眩しく輝いてた

・・・青空に天高く描かれるは・・・
丹沢は俺のためにと鎮座する富士山
その顔は訪れた者に贈られる感謝の微笑みで
存在感をあれ程までに魅せつけられた山は初めてと言っても
過言では在りません・・・・でした。




  

未だに登山道で山人を迎えてくれるお花さん(ありがとう)




  

政次郎尾根登山口            展望のない杉林に一点の彩りが                 尾根の後半に富士山が顔を出す

テントに寝たせいか体が重い 酒も少し残ってる様だ
作治小屋の前を通り駐車場に着く 駐車場は広く源治郎沢の空き地には数張りのテントも設置されてる

登山口の道標を確認して山道に足を入れた
杉林が続く薄暗い登山道だ 話には聞いてたが急な登坂が続く政次郎尾根を登る
展望が無く飽きて来た頃 杉林の隙間を彩る紅葉が姿を現すように成ってきた

表尾根に出る前に西の空間から富士山が顔を出した。





 

行者ヶ岳                        展望が開けて見いる(一匹さん・Su−さん)

表尾根に連なる行者ヶ岳の山容は荒々しく ゴツゴツした大岩を目視でき丹沢山の奥の深さを感じる
杉林に閉ざされた尾根歩きから解放された一匹さんとSu−さんが広がる展望を楽しむ様子をカメラに取り込む!








稜線が間近になると色つきが濃くなる




  

表尾根分岐にて(Gonちゃん・Su−さん・一匹さん)               大山方面を望む

尾根に出ると邪魔する物が無くなり丹沢の山並みがドド〜ンと勢いを付けて迫る
山肌は深く抉られた幾つもの筋が山頂から走り雄々しい姿を披露してくれた







       

表尾根を振り返る                  書策新道分岐

登ってきた表尾根を振り返ると登山者が次から次と登ってくる 私達が登りに使った政次郎尾根では数名しか会わなかった
登山口が豊富な丹沢ならではの光景と映る (書策小屋の前にある分岐で記念写真をカシャー)






 

新大日のピーク                      花立の斜面

稜線や山肌を視線が追いかける 今が一番見頃とすれ違う登山者が声をかけた通り素晴らしい彩りだ
左右に切れ落ちた登山道からは欲しいままに紅葉を楽しむことが出来ました








   

新大日茶屋                     稜線を行く

新大日茶屋の前で小休憩 メンバーは行動食を口に運んだり喉の渇きを癒してる
私は茶屋に入りご主人と山談義を 先代から受け継いだ茶屋も古くなり建て替えなくてはならないが
採算が取れないので補修しながら使ってるとか 食材や飲料水は全て荷揚げを自分でしてるなど話されてました
茶屋に置かれてた手彫りのキーホルダーを記念に買い小屋を後にしました。







 

新大日分岐の道標                     木の又小屋

歩いてて気づくのは稜線上に在る小屋の多さだ 特に表尾根はピーク毎に小屋が在るのかと思うほど多い
一泊二食付で5000円台と安い料金にも驚く(木の又小屋の料金表示)






 

塔ノ岳を正面に(整備された登山道)                 塔ノ岳山頂に在る尊仏山荘

新大日を過ぎると塔ノ岳は目の前だ 稜線には小屋の姿も見える
適度な登りを”いっこらさ”と登ると別世界が現れた それは登山者の姿が多い事だ広い山頂には枕木の椅子が在り
百名近くは居るのではないかと思われる登山者が展望を楽しんでます

360度の展望は丹沢一番の空間を誇る見晴台で 西の空には丹沢の山並みを従えて空高く浮かぶ富士山が
青空に置物のようにポッカリ浮かんでた。







山頂にて(SEI・一匹さん・Su−さん・Gonちゃん)

立派な道標の前で記念写真を撮り長〜い昼食時間に突入した
持ってきたお供(ビール)では足りなくて小屋で補給したが 常温のビールは苦く・・・・nigai経験を強いられました (笑)





 

山頂より富士山

青空に浮かぶ富士山は写真では想像が付かないくらい迫力が在ります
”見上げる空に浮かんでた”が一番会う表現か・・・丹沢から見る富士に圧倒されました




 

丹沢山                     下山時に現れた白い鳩

塔ノ岳の北に聳える丹沢山が際だつ 縦長に走る谷筋が白く見え岩肌が剥き出しに成り木々を寄せ付けないのか
禿げた山容が日差しに炙り出された姿が印象に残る!

下山時の登山道に現れた一羽の鳩
愛くるしい丸い目 怖がらず近づいてくる動き 丹沢に紛れ込んだ鳩は登山者に癒しを与えてくれた





 

金冷シより表尾根を望む                        花立山荘

稜線の分岐から外れる前に登ってきた表尾根を眺めると
稜線に見える小屋が丹沢山の固有名詞とも思えるように点々と確認できた

花立山荘を通過して間もなく稜線とお別れだ
後は杉林の急降下になる 登山口に向かう足取りは速く山頂から一時間半で着きました


余談ですが (~o~)
今回の登山口までの移動は首都圏を横断する
行きは郡山〜滝沢園まで6時間半
帰りは滝沢園〜郡山まで8時間半(入浴時間も含む)
いや〜疲れました
首都高速と東名高速の渋滞は半端じゃないですね!


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