大真名子山〜小真名子山平成19年5月27日
2375.4m〜2322.9m


天候(晴れ)風強い           今回のコース




志津林道から帝釈山 2455m 〜女峰山 2463.5m

大真名子山&小真名子山の全貌の写真が登山道からのアングルが悪く写真が無いため女峰山をTOPに持ってきた
花を期待しての登山でありましたが残雪も多く時期が早かった様である









 

志津林道登山口より男体山               展望のない笹の登山道

志津登山口から男体山を眺め北に進路を取り大真名子山に登る
笹に覆われた登山道 展望はなく強い風の音だけが上空を通り過ぎる 
登山道は林に日差しが遮ぎられ暑くなくて良いと言いたい所だが今日は寒いくらいだ!










  

八海山神にて                 最初の道標

此処までは緩斜面の登りだが分岐より先は斜度が増してきた
踏み跡が多く目印が在るもののコースを外れるような登山道で注意が必要です








 

迷路のような登山道が続く            開けた尾根で男体山の変化を楽しむ

木々に付けられた目印ジグザグの樹林帯をグングン登ると尾根筋の開けた場所に出た
最初の展望は登山口で確認できた男体山とは違う景色を楽しむ








  

急勾配の登りが続く               男体山の全貌を確認

登山道の斜度は増すばかり一息〜二息と足の運びが遅くなる しかし絶景が広がる場所に来ると元気が沸く面々
邪魔する木々が消えた展望は男体山の鎮座する姿が広がるのであります










          

眼下に戦場ヶ原&遠望の白根山              残雪の登り

眼下の戦場ヶ原や遠望の前白根山の残雪が日差しを受けて霞む視界の中でも一際目立存在だ
景色を懐にしまい込み残雪を踏みしめ登ると前方に青空が見える空間が現れる









 

三笠山神の銅像にて

三笠山神の銅像が青空を突いて現れた 大岩の上に立つ強面の銅像は御嶽山の勧請に由来され立派である
男体山の方角を向き眼下を見渡すような佇まいの姿は万物の守り神のように見えた










 

鎖場&梯子場を登る

銅像を過ぎると鎖場&梯子場が続く 展望も開け山頂間近と察することが出来テンポも速くなる
登り初めて2時間強を要し間もなく山頂だ。










 

大真名子山山頂                               休憩です
(GONちゃん・SEI・Sawaさん・HARUさん)

9時20分山頂到着 座王権現の姿が鎮座する空間は360度の展望です
山頂からは日光連山や雪の被った尾瀬燧ヶ岳や会津の山々そして遠望の霞みに浮かぶ新潟の山並みも確認できた

まだ昼飯には早いと行動食をお供にビールを頂く 汗を流した後のビールと眼下に広がる景色 ぐるり見渡す限りの山並みは
至福の時であり感激を共有する瞬間でもある 山並みを背にほころぶ笑顔がこぼれた











 

大真名子山頂より(太郎山)                   帝釈山〜女峰山〜赤薙山方面

控えめの姿は太郎山 圧巻の迫力は女峰山 山は大きさや高さではない見る人の心に映る表情が価値を変えると思う
自然の掟を守り! 山に遊んでいただき育てて貰う心が在れば映る姿はその時々により変化し 感激も増大するのではないか
辛い山登りも下山すれば思い出となり 次の山行きを模索する山家さん 山は本当に優しい心の持ち主である
しかし時には厳しさを教えてくれ 生きる力を植え付けてもくれる 色んな人生観を教えてくれる偉大な山に感謝したい。











   

夏雲が現れる            山頂神社が倒れていました(大きいので起こせません)  山頂より小真名子山

山頂を後にする時間が来ました 上空には夏雲が現れ刻々と変化する空 強風に倒されたのだろう神社が横に成ってる山頂
ここからタカノ巣のコルに下り登り返す小真名子山が目の前で待ってる標高差250mは在るだろうか登り返しが辛そうである











  

オオシラビソの中を下る          枯れた木々が目立つ            一息いれっかい (^O^)

北斜面の林は残雪も多く歩きにくい 時々聞こえる悲鳴 キャー ウワー アレー など連続する
雪が抜けて落ちるタイミングの雄叫びとでも言うのか私も腰まで落ちて空洞に足が宙つりに成りました・・(笑)

白く枯れた木々が目立つ山腹を進む 稜線を巻くように作られてる登山道のお陰で強風をまともに食らう事はない
展望もあり話も弾む 枯れ木に花を飾れば芸術家と笑いを誘うのはSawaさん 
初めての本格的な山を意図も簡単に楽しむ姿が誇らしげであった











  

振り返る(後方のこんもりとした山容が大真名子山)      残雪が続く

稜線上で振り返ると穏やかな山容の大真名子さんの姿が見れる 遠望の尖った山のピークを此処では伺うことが出来ない
下ること50分くらい雪の斜面が消えて道標が現れたタカノ巣のコルに出た













ようやくコルに着きました

道標の前で写真を撮り直ぐに小真名子山を目ざし登る
登り返しの急斜面には残雪が意地悪して足場を奪う箇所がある 慎重に慎重にといつもの言葉はSawaさんでした










小真名子山山頂です(HARUさん・Sawaさん・SEI・GONちゃん)

小真名子山山頂には数十名の登山者が休んでいました 風も強く山頂が狭いので私達は展望を心にしまい込み後にした
少し移動すると鉄塔が現れた 鉄塔の土台付近は見晴らしが良く燧ヶ岳方面の雪化粧の山並みが見られた
有視界の展望も写真に納めると白く霞んで見えるだけで記録が残らない・・・ん〜 残念











     

富士見峠に下る絶景                  ガレ場を下る

展望を楽しみ樹林帯を下ると直ぐに崩れ落ちた山肌が現れた
帝釈山や女峰山を眺めながら下る道はガレ場で浮き石が多く油断すると落石が発生する
安全に下るも尻餅を突いたり 小石を踏み外し落石を起こす始末でした。









 

此処のガレを下ると間もなく富士見峠








富士見峠で少しの勉強時間を費やし風よけの場所で遅い昼食にする
時間は既に午後の一時半 此から林道歩きは約二時間であり悠長に過ごす時間は無い
休憩時間30分と設定した
それでも焼肉に五目チャーハンなど手の込んだ料理を作り食べる
GONちゃんが作ってきた山菜天ぷらは美味しい一塩味でビールが進むのでした







  

志津林道より女峰山                女峰山登山口                  今回の登山で初めて見つけた花です?

大真名子山の麓を巻くように作られた林道は強風を微塵も感じない 穏やかな山容を眺め白樺の林が立ち並ぶ道!に青空が広がる
緩斜面をテンポ良く歩くと山並みは刻々と変わり景色を楽しめる 林道の中間には女峰山の登山口が現れ次回は此処にと
未だ知らぬ山に心馳せるのでした。



「林道の途中に鹿の死骸が在りました・・・自然の摂理とでも言うのか・・・」








 

林道沿いの唐松林の新緑                 中禅寺湖周辺のシロヤシオ

志津林道沿いに広がる唐松林の新緑が鮮やかに映え 清々しい心に導く色合いに暫し見入る風景で
天才画伯の絵に勝 大画面のパノラマは自然の美しさを表現するのに時間はかからなかった。









 

満開のシロヤシオ                いろは坂に咲いてる白い花?

山の花を見ることは出来なかったが帰り道に待っててくれたのは中禅寺湖湖畔に咲く満開のシロヤシオと
いろは坂に咲く純白の花で 私達は花のプレゼントを頂きました。

帰り道は「ヤシオの湯」で汗をとり帰路に就く
初めての本格的な登山はSawaさん そしてHaruさんGonちゃんお疲れ様でした

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