湯殿山〜羽黒山平成19年7月21日


天候(曇り)               出羽三山巡り






月山より湯殿山(中央左)


湯殿山は出羽三山の奥の院とも呼ばれ、霊湯の湧き出る霊岩をもってご神体と仰ぎ、
一切の人工を加えていない御社であります。昔より湯殿山で見たこと聞いたことは、
一切人に語ってはいけないと云われています

芭蕉も「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」と詠んでいます









湯殿山バス専用道路


鶴岡から寒河江へ向かう112号線から湯殿山方面へ
湯殿山ホテルの左手に湯殿山有料道路入口があり ここからが有料道路です

有料道路終点が仙人沢で大きな駐車場と鳥居があります
ここから湯殿山神社には一般車両が通行止めで
歩いて行く(約30分)か専用バス(約5分)の時間を要します

バスの終点からは石段の参道を進みます





 





欄干の在る赤い橋を渡る










湯殿山本殿入り口にて


この辺りから参道に撮影禁止の文字が並ぶ
神域 霊場 霊域と言うことで この先は
撮影をしてはならない。

本殿入口(撮影禁止のため写真が無い)で御祓いを受け
裸足でご神体のある場所へ進む
岩から湧き出る湯の流れに沿って茶褐色の岩場を登り礼拝する













此処から羽黒山

羽黒山は海抜490Mの丘陵、月山、湯殿山が冬季豪雪の為、登拝出来ないことから
羽黒山の豪壮な三神合祭殿に、三山の神々を合祀し本社としています。


三山の仏は、羽黒山が聖観世音菩薩、月山は阿弥陀如来、湯殿山は大日如来です。





宿坊(小林坊)






羽黒山へ途中にある大鳥居







羽黒山社殿にて

月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿。
厚さ2.1mの萱葦の屋根、総漆塗の内部など、その全てに迫力があって見ごたえ十分。
本殿は度重なる火災にもあいましたが、現在の社殿は文政元年(1818)に再建したものです。







杉並木


開山は推古元年(593)で、崇唆天皇の皇子であった蜂子皇子が開祖といわれています







杉並木の御坂茶屋


茶屋は何時も大勢の参拝者で賑わってます
粋な女将さんの案内で茶屋に入ると ついつい長居をしてしまう





およそ1.7キロ2446段の石段が続く


今年で11年目の出羽三山巡り 雨の予報にもかかわらず曇り空では在るが雨の心配はなかった
長年一緒に参拝に来てた仲間が急な旅立ちで来れない 仲間の遺品を身につけての参拝に成りました

今回ほど 元気に参拝を続ける事が出来た事への感謝の心を 強く感じたことはなかった。

・・・明日の月山へ続く・・・