月山 平成20年4月20日



天候(晴れ)                     今回のコース





稜線から(湯殿山〜品倉尾根を望む)

朝から素晴らしい天気に恵まれ 姥沢の駐車場に着くと既に多くの車が止められていた
あれ〜〜 何時もは駐車場の係の方が来て駐車料金を納めるのだが今日は居ない
駐車料金が係らなくなったのか 有難いことです。

リフト終点よりスタート姥ヶ岳をトラバースぎみに登り金姥のコルへ着いた ここは風が強く氷の破片の攻撃にあう・・が
展望は良く品倉の稜線が際立つ、振り返ると姥ヶ岳のピークに多くの登山者の姿が見えた。

月山の斜面には点々と登山者の動きを確認でき、蟻さんの行列のようにも見える
山はまだまだ厳冬期の様子 山頂神社も雪の下でした

早々と山頂を後にした 鍛冶小屋跡で展望を楽しみ、1810m付近から滑降開始 モナカ気味の斜面に苦労を強いられる
それでもオープンバーンの広大な斜面を下るのは最高の気分だ 右に左に景色を飛ばし風を切る
あっと言うまに牛首下まで来てしまった 少し展望を楽しみ西俣沢に並行して滑降した
駐車場にはPM1:20到着 志津温泉「えびす屋」で入浴 楽しみにしてた山菜蕎麦を食べた。

帰路は六十里越街道を走り 途中で高山植物を探索 イチゲやスミレ・カタクリ等々多くの花と会うことができました
・・・冬と春の季節を一日でゲット・・・
たまにはスローな移動も良いものだと儲けものの一日でした。



 

リフト乗り場へ                     リフトTOPより姥ヶ岳へ

朝から青空が広がる月山 駐車場からリフト乗り場まではいつも呼吸が乱れるSEI
昨日までの大荒れの天気から、山人を解放してくれたのか群がるように山肌を賑わす様子が見えた。






 

姥ヶ岳を巻き登る              金姥のコルへ

姥ヶ岳の山頂は踏まず巻いて進む 前方には多くの登山者やスキーヤーが斜面を登る
時折強く吹く風に煽られ転倒したり 氷の飛礫に遭い顔を歪めたり悲鳴を上げたりと忙しい登りだ!





 

月山から広大な斜面が!                  東斜面の稜線

空を見上げると強風が吹き荒れてるなど想像が出来ないくらい穏やかに見えるが 姥ヶ岳のピークは雪煙が上がってる
山頂方面には先行者の姿が動いてる 真っ白な真っ白な奇麗な雪原に。





 

品倉尾根                    牛首へ登る登山者

進むほどに景色が変わり人の動きが変わる これも晴天の恵みだろう素晴らしい雪山を惜しげもなく解放してくれた月山
姥ヶ岳から滑降する人 回り込み石跳沢へ行く人 品倉尾根を辿る人 途中から滑降する人と人模様が展開された!





 

月山山頂から剣ヶ峰へ辿る尾根               1800m付近で休む山家さん

山頂を眺めると白い尾根が流れ これから登るピークが何の曇りもない白い雪原の奥に聳える
乱れてた呼吸も落ち着き神々しい世界へと導いてくれる展望の優美さよ!・・・
ふと一息入れると目の前に広がりを魅せた。




  

鍛冶小屋跡から望む


遠望の景色は霞む・・・吹き荒れただろう山頂の模様は雪に飾られた造形が語りかけた
凸凹の雪面やエビのシッポなど、表面がクラストした場所で何気に体重が係るとズボッと抜け膝まで潜る




 

山頂にて SEI                      月山神社の屋根

山頂まで来ると最初に目に入るのが神社の屋根だ 殆ど姿は雪の下になり見えないが
屋根の上には素晴らしい彫刻が施されてました。





 

山頂にて(Gonちゃん・Haruさん)

風が強いので記念写真を撮り下山することになる 見えるはずの鳥海山も今日は姿を見せない
朝日連峰の横長に広がる白い尾根も確認できない 悪戯な青空は優しい日差しを降り注ぎ足下の展望だけを許してくれた。




 

中央が山頂小屋の屋根です          晴天の下でも遠望は利きませんでした。

月山はまだまだ厳冬期の様子 頂上小屋も屋根を出してるだけだ
高山植物の咲きそろう時期までには数メートルの雪も溶けて地肌を出すのだろう僅か数か月の間に!






  

姥沢へ滑り込む前に・・・・              中央に姥沢駐車場

今日が板納のHaruさん 雪山を惜しみなかなか下ろうとしない 眺める視線の奥には何が・・・?
青い空が次のシーズンを約束してくれたのか、最後の滑りを噛みしめる様に豪快に下ってゆきました。





 

六十里越街道脇に咲くカタクリの群生               神社に参拝

志津温泉「えびす屋」で一時を過ごした後、帰路はスローに贅沢にと山間の道路を走る
沿道に咲く花々 群生するカタクリの山肌 見事と言う以外に言葉が見つからない おまけの道中にしては完璧すぎる

これも神様の思し召しと神社により参拝をさせていただきました。





 

本道寺                    イチゲ&カタクリの群生

味のある古風な造りの神社 まだ雪囲いの板が外されていない
近くの山々の斜面にはイチゲやカタクリ・・・等々 山肌を彩鮮やかに染めていました






道中のお花さん

板納のHaruさん まだまだ板納は先になるGonちゃん 帰りに会ったANさん 駐車場で会った大沢下りのカメちゃん・・?
皆さんありがとうございました ・・・SEI・・・



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