浅間山(黒斑山〜蛇骨岳)平成20年6月28日



天候(晴れ)                      今回のコース






浅間山の雄大な姿を一望できる外輪




案内図


雨の心配な週末
浅間山(黒斑山〜蛇骨岳)に行く
車坂峠登山口をAM9:50出発、火山岩のゴロゴロ横たわる
表コースを進むと足下には高山植物が出迎えてくれ早々に花と戯れる事が出来た

登り始めて程よい汗をかく頃に前方が開け稜線に出た
切れ落ちた崖の先には浅間山の勇姿がど〜んと現れ感激に浸り
眼前の姿を一服の清涼に贅沢な休憩をとりました!

そこからは外輪山の歩きとなり
最初に向かうは黒斑山、トーミの頭からの展望は
湯の平の平原から続く岩峰を視線が登ればピークへと辿ることが出来る

岩の道を登ると山頂へ到着、小さな広場には多くの登山者の休む姿
私達も仲間入りをして休憩だ、ゆらゆらと浅間山の噴煙が上がり
シラビソの樹林は日傘に早変わり、山は旅人を包み安らぎをくれた。

休憩を終えた山人は稜線の先に見える尖り蛇骨岳へと足を伸ばした
山頂にたどり着いた山人は欲張りなのか、仙人岳まで行こうとするが
時間を指さすリーダー(su−さん)が
今日はここまでと折り返すことになりました。




 

車坂登山口                鳥居の前を通過

峠の駐車場に車を止めて、それではと私達は車から降りた
リヤードアーを開けると同時にガシャと鈍い音が聞こえる、ん〜なんだ後方に歩み寄るとsu−さんのザックから
なにやら液体がたらたらと流れ出してるではないか、爽やかな風に乗りプーンとお馴染みの香りが漂う
言わずとしれた日本酒の甘〜い香りだ、今日の宿で飲もうと幻の銘酒を持ってきてくれたのだ!

ザックを開けると粉々に壊れた一升瓶が顔を出す
少し残ってないかと割れた瓶を覗くが残量無し、これぞ幻の酒と笑いの中にて登山口を出発いたしました。






 

分岐に着く                          ゴーロを登る

登山口を進むと直ぐに分岐に着く、表コースを登りに下山は中コースと決まりガレ場の登山道を登る
空けた場所に出て展望を仰ぐが雲に邪魔をされて遠望は利かない。




 

東篭ノ登山(中央に車坂山荘)               ケルンにて(ariさん・anさん・su−さん・gonちゃん)

登りの道を振り返ると東篭ノ登山が眼下に横たわり素晴らしい眺めを提供してくれる
手前のコルには車坂山荘の建物を中央に確認することが出来た





 

岩石の登山道                  避難小屋

登山道には高山植物の花が目立つようになり 砂磁の山肌が現れると、なんとコマクサが居るではないか
花株も花芽も多くはないが此処でコマクサに会えるとは思わなかった為 
心がドキドキとなり憧れの人に会えたような感動を覚えた






 

赤ゾレの頭より(岩壁を覗く)                   ガスが動き浅間山が現れる

赤ゾレの頭に着くと浅間山が雲間に現れた、山頂はガスで隠れてるがすそ野の広がりはバッチリだ!
目線を近づけると足下から削れる火山岩の谷へご案内、しゃれた斜面に突き出た荒々しい岩峰は私の好きな風景である







案内板




 

黒斑山(草すべりを歩く登山者)                    天狗の露地(牙山)

トーミの頭まで来ると展望が変わり湯ノ平や牙山など鎮座する浅間山の裾野を眺める事が出来る
しかし火山館や浅間神社はと谷底を覗くが確認することは出来なかった。





  

火山観測(監視カメラ)                 浅間山

監視カメラの設置された尾根を過ぎて間もなく黒斑山のピークに着いた
此処まで来ると浅間山のガスも取れて全貌が現れ、山頂の輪郭も確認することが出来る

斜めに走る登山道や前掛山・幾筋にも走る立溝と、お椀を伏せたような形の山にドラマが見え・・・
噴煙がゆらゆらと中央から上がる様は、まさに噴火山である





 

黒斑山(anさん・gonちゃん・ariさん・su−さん)          黒斑山を振り返る

黒斑山の東斜面は切れ落ちた崖で西はシラビソの樹林帯だ
頂上の広場は20人も座れば一杯になるピークで在るため、私達は樹林の中に逃げ込む
樹林の日傘に太陽の日差しが遮断されて、休憩には最適の場所です

カップ麺にお湯を入れて出来上がりを待つあいだ
自家製のキャラブキやシソ味噌などをお供にビールで乾杯をした
心地よいそよ風の吹く別天地は2404mの高台、此処で飲むビールの味は・・・・である。




   

シラビソの木からホシガラスが足下に下りた (*^_^*)
  

警戒心の強いホシガラスが餌をついばむ (~o~)
  

これ程まで近くで観察を出来るのは珍しいと思う。(3m位です) (@_@)
・・・・撮影はgonちゃん・・・・






   

蛇骨岳にてSEI              山頂の仲間

休憩を終えた私達は蛇骨岳へと足を延ばした
ガレ場の登山道は東側が全て崖だ、気を抜かず歩かなくては成らないが刻々と変わる風景を眺めて歩く道のりは楽しい

30分も歩くと蛇骨岳に着く、ピークから湯ノ平方面の眼下を覗くと沼地も見え登山道も確認出来た
青く敷き詰められた絨毯のような平原は高山植物の宝庫なんだろうなと届かぬ道筋を辿る!





 

剣ヶ峰                仙人岳の稜線

下山前に仙人岳の稜線を眺めた、北斜面からはガスが上がり山肌を隠す模様が湧き上がる
ここから先は細い尾根筋が続き全展望のようだが重い雲が視界を閉ざしてた。




 

蛇骨岳のピーク                    下山路

下山前にピークで休憩するメンバーをカメラが捕らえてカシャリ、外輪を下りました。




   

    

道中のお花さん(コマクサも居るよ)



 

今日のお泊まり(星の子)            早々に乾杯

幻の酒を補うために軽井沢のスーパーに立ち寄る
日本酒や焼酎・生ビール&ワインのお供を連れて宿泊先へ、夜の部の開演と成りました


  

盛り上がる          水沢うどんを茹でるariさん          淡い灯りが星の子にともる

su−さんお墨付きの水沢うどんを茹でるariさん、茹でること25分。。。腰のあるうどんは
お摘みと早変わりテーブルへ並ぶのでした

・・・su−さんごちそうさまでした・・・
明日の草津白根山へ続く




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