至仏山平成21年4月26日


天候(雨〜雪〜晴れ)                         
今回のコース





燧ヶ岳の展望

朝方は雨 登り始める頃は雪に変わり 森林限界に出る頃は青空です

天候が悪いためか登山者は少ない様でした
去年の鳩待峠の開通時は凄い登山者だったと記憶してます
それでも天候が回復するにつれて山頂目指してドンドン人が上がってきました。

私達は小至仏山のオープンバーンからワル沢へGOー
楽しい滑りと短時間でありましたが展望を楽しむことが出来ました






  

鳩待峠               峠の様子                 登山口

鳩待峠の駐車場は雪にも係わらず満車状態です 
天候が悪いために出発を遅らせてたが回復の兆し無しの為 雪の降る中の出発になりました




  

雪の中を出発                    雪化粧の桧                  森林限界にて!

時折強い風も吹くが真冬の思いからすれば優しい方です 木々に施された雪化粧 4月後半では珍しい出来事・・?か・・
重く垂れ込めた雲は日差しを通すことは無かった・・が!





  

雪が止みません                        おや〜ガスが飛んで行く                 あれれ〜〜〜

急に明るくなって来たではないか あれれ〜 おやま〜 何と青空が覗き始めた
視界が悪い登りでしたが数分で世の中が明るく成りました(現社会は・・?ですね)・・・笑





  

何と青空が!                   至仏山が青空に浮かぶ            小至仏山の輪郭が素晴らしい

どんどん雲が去り 稜線の輪郭が浮かぶ こんな事も在るのですね〜
山は解らない 一瞬にして様相が変わる 今回は好転してくれたので山の神様に感謝でした





 

越後山脈が雲間に浮かぶ                      10分間くらいで飛び去ったガス

西には越後の山々が雲の上に並んで見える 南には武尊山や白根山が少し雲間から確認でき
足下には尾瀬ヶ原が広がり 鳩待峠の駐車場も眼下に見えた





     

小至仏山の肩で休憩               広大なオープンバーンを滑降

休憩も終えていよいよ滑降の楽しい時間が来ました 今まで下ったことがないワル沢へドロップイン
雪が少ないので沢が渡れるか心配も在ったが好奇心が勝り少しの冒険を楽しもう





 

ワル沢へドロップインのSEI

オープンバーンの滑降は早いです 勿体ないと立ち止まり稜線を眺めたり沢越しを覗いたりと視線が忙しい
見上げると稜線に連なる人影が動く 山頂も青空に抱かれてる まだガスの悪さはなく有視界で沢へ






  

同じくGonちゃん

Gonちゃんは相変わらず楽しい滑りを満喫してる様子 少しブレーキが係ると叫びながら下ってきました






 

立ち止まりポーズ                    再び稜線にはガスが出てきました

Gonちゃん立ち止まり感激のポーズ 少し稜線にはガスが流れてきたが荒れるようなガスではないようです
斜面はザラメの上に黄砂のような汚れがあるものの快適な滑降が出来ました





 

燧ヶ岳を背景にSEI                     ワル沢の主か・・?

ワル沢に取り付き沢伝いに下りた





 

ワル沢は底が割れてました                     二つ目の主

沢は底が割れ雪解け水の勢いが良い そのまま沢沿いを少し下ると開いた口が大きくなってきた
下るほどに沢が開き渡れなくなると困ると思い稜線へ逃げるコースを取る
斜面を登ると桧の幹が大きい主が現れた






 

爪痕までハッキリ確認できる熊の足跡                    振り返り至仏山

登り返し標高1670m付近の斜面に爪痕までハッキリ確認できる熊の足跡を発見
まさに歩いたばかりか・・? 数メートルの間隔に複数の足跡を見つけ木の上に居るのではないかとキョロキョロする

たった今まで緩斜面ではあるが登り返しにテンションが下がってたGonちゃん 一気にペースが上がる
熊の足跡を見たら体が軽くなってきたと陽気な姿がありました

雨から雪に変わり森林限界から晴れると言う山の神様の遊び心を充分に味わう事が出来た一日でした。


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