木曽殿山荘〜下山平成21年8月16日


天候(晴れ)                          今回のコース



 

日の出を待つが・・?                         空木岳へ登る登山者


16日 AM4:30起床
木曽殿山荘を出発したのはAM5:50〜中央アルプスの変化を楽しみながらの下山です
途中に在る清水で顔を洗い登山道に咲く花に見送られ足早に下る。

雲が重く日の出を拝むことは出来なかったが日の光が雲を赤く染め・・・
登山道を見ると空木岳に向かう山人が点々と繋がる姿があった






 

小屋を後にして・・・                                トウヤクリンドウ


食事を済ませた私達は中ア最後の一日を迎える
お世話に成った小屋のスタッフに挨拶をして お花に埋もれんばかりの登山道を進みました。







 

お花畑の登山道を下る                       道端の花


下山は今回 三日間コースがご一緒になった岐阜のSuzukiさんご夫婦とGotouさんに
三重のOsoneさんが道中を共にすることになった

皆さん山のベテランでSuzukiさんご夫婦は2年前に日本100名山を制覇されてる方です
Gotouさん Osoneさんも山に詳しい方で山の話しで尽きることが在りませんでした







 

義仲の力水で休憩                              朝日が南駒を照らす


小屋では水をふんだんに使うことが出来なかった為 下方にある義仲の力水で顔を洗う
下山道は中アを巻くように作られてて南駒ヶ岳や赤梛山〜空木岳と変化が楽しめた。








  

道中の花


 

道標                            木の根に盆栽


シラビソの林は日陰で湿度が高い為か木の根元には盆栽のような飾り付けが目立つ







 

見晴場より中央アルプスの峰                      道標


見晴場まで来ると丁度 太陽が顔を出し稜線を照らし始めた。








 

空木岳のピークに太陽の光                        アルプスの夜明け!


太陽の光はダイヤモンドのように輝き空木岳の尖りから登り 直ぐさま峰を照らし始める
ここから先は林の中を進むようになるため中アの見納めです 稜線越しに越百山を探すが地形が物語るように
越百山の姿を目にすることは出来なかった







   

道中の花ー2




下山道の展望場所に現れた御嶽山


山腹を下ってゆくと北西方向に裾野が広がる大きな山が現れた 御嶽山です
風格在る姿は正に独立峰 よ〜く見ると山頂付近から上がる僅かな噴煙が見られた。







 

道標                   仙人の泉


下山道には清水が多く美味しい水を飲むことが出来る
中でも仙人の泉の水は冷たく美味しい!








 

笹で被われた山肌に変わる                    東川に架かる吊り橋(Suzukiさん)


登山道に見られてた花々が姿を消し 笹の山腹に変わると間もなく渓流の流れが聞こえてきた
東川が近く成ってきた証である 渓流には味のある吊り橋が架かり登山者を安全に渡らせてくれました。








 

吊り橋を渡る(Gonちゃん〜Su−さん)            SEI


吊り橋を渡り終えて渓流まで下りたSEI 何をするかと言うとイワナと遊ぶためです
昨夜の大雨の為か流れが速く 太陽の陽射しにも邪魔をされイワナの姿を見ることが出来ません!

渓流釣りは確かな腕と自慢するが現実が物語るように腕自慢するには至らなかった・・・撃沈。。。






 

うさぎ平にて(Suzukiさん・Suzukiさん・Su−さん・Gonちゃん・Gotouさん・Osoneさん)


登山道歩きも うさぎ平まで下ると終わりです
此処からは林道歩きに変わる 下山をご一緒いただいた皆さんと記念写真を撮り最後の歩きは1時間だ!

楽しい山仲間とご一緒できた3泊4日の中ア山旅もいよいよ最終コーナーを回った








 

林道分岐に在る道標                  登山口の駐車場が見えた


AM11:40分 林道の下に登山口の駐車場が見える
楽しい山旅の終わりです 道の駅でテン泊 越百小屋での思い出 中アの縦走 木曽殿山荘の一時

そして道中をご一緒させて頂いた
岐阜のSuzukiさんご夫婦 Gotouさん 三重のOsoneさん 道中でお会いした皆さん有り難うございました



私達のメンバーはSuーさん Gonちゃん 楽しい時間を有り難う

次回も素晴らしい山旅を楽しみましょうね!
・・・SEI・・・


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最後に一言

今回の山旅で素晴らしい人生を過ごしてる人に出会いた


その人は越百小屋のご主人です

ご主人曰く 「わっしゃ〜 下界では使い物にならんです 山小屋に居るから何とかなるで・・・
         だから年中 山小屋におるで!」


そんなことを話しながら山人を迎える時は 気持ちの良い受け答えが返ってきます
旅人に優しく 休む間もなく動く姿 それは山を愛し 小屋を愛してるから出来ることだと思う



小屋の寝具も整理されてて寝袋を一人ずつ貸してくれる
自然の中に溶け込み 無理に造作をしてない味のある山小屋で気持ちも溶け込むことが出来た

何より嬉しかったのが ご飯が美味しい事です
山小屋のご飯と言いば べたべたの物が定番のように思うのは私だけでしょうか・・?
一言で話すなら ここのご飯はおかずが無くても食べれる味です

こだわりの山人生を謳歌してるからこそ出来る本物の味ではないでしょうか
一人で全てを賄ってる山小屋(食事の出る)に泊まったのは初めてです


山を愛し 山に生きる姿は 山を愛する登山者の鏡でも在ると思います

これからも元気で山人を迎えてくださいね
また会える日が来ることを楽しみにしてます

挽きたてのコーヒー ご馳走様でした
姿が見えなくなるまで見送って頂いたことに嬉しく「また来てね〜」の言葉を心にしまう。