【8月24日(月) 保坂隊長報告

 23日(日)「イスラマバードへ無事帰って来ました!」

 【ギルギット〜フンザ〜イスラマバード帰着の様子】
  
●8月18日〜22日:アリムサガイドで7名(LO含)で4泊5日(ギルギット1泊、フンザ3泊)の旅に出発
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ギルギットはチトラールへの玄関の町でスカルドより大きいとのことで、チャイナタウンもあり、バザールも賑わいを見せております
    >フンザのカリマバードでは
ミールの居城だった所と長谷川メモリアルスクールを訪問いたしました
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三菱コポレーションのカラチとイスラマの代表が訪問中であり、生徒による歓迎会に同席を請われ、歓迎を受けました
     (楽器とかラジカセ、パソコンなど寄贈したとの事で、急遽、隊として手持ちのRsを寄付することになりました)
    >ホテルは「フンザ エンバシー」でここからラカポシ、デュラン、スパンテークが見えます(マルピンディは山陰で見えませんでした)
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フンザは昔より酒がオープンな所で、最近は中国国境より近いこともあり、ビールが飲めます(価格は1本350〜500円位です)
    >フンザパニなる飲み物があり、頂きましたが、ネパールのロキシーと言ったところです
    >21日は国境のクンジュラブ峠には行かずフリーとしました
    >私は
長谷川恒夫氏のなくなった、ウルタル2峰のBCへ高山植物の撮影に行ってきました
     カルカ(水場)になっており、牛の放牧場とキャンプサイト、上部にフンザピークとレデースフィンガーのキャンプサイトがあり、
     
ドイツより岩壁登攀隊8名のEXPが来ておりBCを訪問しました。
    >地元の青年4名と交歓食事をし、帰路は氷河よりの長水路(チーネル又はデリバールといいます)を利用して短時間で降りてきました
     (PM2時下山、イ
ンデージョーズの映画のような200mの断崖の道を無事帰ってきました)

   ●8月22日〜23日:チラスにて1泊し、23日に無事イスラマバード帰着
    >フンザよりダイレクトにイスラマバードへ戻りますが、チラスにて1泊し、翌朝は5時食事で12時間のバス移動です
    >
イスラムのラマダンが23日から始まり、1ヶ月間、日中は飲み物、食べ物禁止です
     (宗派により異なりイスマイリー派はOKとの事で、ノーザンエリアは正常に生活しています。)
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LOとドライバーは厳しい1日で、15時間何も口にせず走りっぱなしの1日でした
     (隊員は口にするのも抵抗でしたが、皆食べていました:20時30分イスラマバード到着)

   ●8月24日:
帰国に向けての後処理作業
    >24日ヘリコプターのキットを返して、11時デブリーフイングで終了です
    >
隊務処理後、帰国の途に着きます(8月28日成田帰国予定)

 ※本隊の6名(保坂隊長、小野寺副隊長、大友隊員、遠藤隊員、児玉隊員、小谷部隊員)は全員元気です!!

     
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