平成19年5月4日
天候(晴れ) 常磐第一奉曳団
案内を頂いたのは(Mr・Nakamura)
第62回伊勢神宮 式年遷が平成25年に迫ってきました 伊勢では今年 重要な遷宮行事「お木曳」が盛んに行われて居ます 伊勢人が中心となり 新しい社殿のご用材を宮域内に運び入れる行事です 木を乗せた「奉曳車」を大勢で綱を曳き運びます 「木遣り歌」で気を揃え ”エンヤ エンヤ” と曳きます 車の車輪の軋む「椀鳴り」の音が市中に響き渡って 伊勢人の血がたぎる誇らしいお祭りです 三重県伊勢市字治中之切町(赤福十一代目店主) 濱田典保 様の文面より抜粋しました どんでん場の様子 SEI と Mr・Nakamura 用材の水揚げ場、 川曳き、 木遣り唄を歌い曳き上げる 堤防に並ぶ常磐第一奉曳団 御杣始祭で伐りだされたご神木は、約1週間かけて、伊勢へと運ばれ 、内宮用は神宮式年造営庁職員らによる川曳き、外宮用は地元奉曳団代表達による陸曳きで、伊勢神宮に奉納され ご神木を迎える伊勢市では、陸曳用のお木曳車を外宮から出発地点の度会橋まで運ぶ「のぼせ車」が行われて 地元奉曳団代表ら約500人が、ちょうちんを飾り付けた奉曳車を曳き、木遣り歌とともに練り歩きます 「どんでん場」
宮川の川原から特設の堤防の頂上 「お木曳」行事が終われば、この特設の「どんでん場」は元の宮川堤に戻されます。 「どんでん場」は引き揚げた用材の水を切るために堤防(宮川堤)に上げ堤防を挟んで両側から綱で引き合って 用材を上下に大きく振るうための場所でお木曳き前半の見せ場の一つです。 御杣始祭は、20年に1度のご遷宮に際して、御杣山(みそまやま=遷宮で使う用材を伐り出す山)から 御樋代木(みひしろぎ=ご神体を納める器をつくる用材)を伐り出す重要なお祭りです。 皇大神宮用と豊受大神宮用に選ばれた天然ヒノキのご神木2本の前に祭場が造られ、 まずはお祓いや供物、祝詞の奏上、小工(こだくみ)による伐採の儀などの祭儀が行われる その後、ご神木は白衣姿の杣夫(そまふ=木を伐採する人)が三方から斧を入れて伐り倒す 「三ッ紐伐り(みつひもぎり)」という伝統的な伐採法により 皇大神宮、豊受大神宮の順にたすきがけになるように無事伐り倒される。 常磐第一奉曳団とSEI やぐらを組んでる様子 「どんでん場」から「そり」で降ろされた用材を「お木曳車」に載せ、荷締め、飾りを施します。数百メートルもある綱が2本延ばされ ”エンヤ エンヤ”とかけ声をかけて「お木曳車」を曳きます。 ※ 行事内容の詳細については・・伊勢神宮「お木曳行事」を参考にさせていただきました。 戻る |