平成14年8月1〜4日

 
平成15年8月2日の飯豊山登山にリンク




切合のテン場より日が沈む時        今回のコース

  福島・山形・新潟の三県にまたがる広大な飯豊連邦
     東北のアルプスと親しまれ山 

ハッカ山苦楽部のメンバー五人が8月1日夜行発〜4日迄の山旅を計画致しました。
    

雨とガスで展望は殆どなく飯豊の壮大な山並みは写真に治めることが出来ませんでした
追い打ちをかける様にカメラが壊れて記録に付いては残念でした
一緒に登った岡部会長の写真が出来しだい拝借致しまして追加UP致します
8月11日最終写真のUP完了

              

             

          

          

           飯豊山 登山道に咲く花々
今回のコースタイム

8月1日PM7:00郡山を出発〜PM9:45分 山都町川入のキャンプ場に到着(小宴会の後 眠りに付く)

8月2日AM5:00起床〜AM6:00駐車場を出発 登山口へ〜AM8:00中十五里〜AM11:00地蔵水場〜
     PM1:05三国小屋〜PM3:40切合(テン泊予定を変更 小屋泊まりに・・・大雨の為)

8月3日AM6:00切合出発〜AM8:00本山小屋〜休憩AM8:45迄〜AM9:00飯豊山頂〜AM9:55御西岳〜
     AM10:05御西小屋〜(休20分)〜AM11:45本山小屋〜(休12:30迄)〜PM2:00切合到着(テン泊)

8月4日AM4:30起床〜AM6:00切合出発〜AM7:45三国岳〜AM10:20中十五里〜AM11:20川入駐車場〜



     
   初日は大雨の中を登る 二日目は曇りで飯豊の山は姿を現さない 三日目も同じく曇り 
                  ガスの切れる瞬間を写真に治めるが!!


   
3日の午後2:00からガスが切れる 切合のテン場から数枚の写真(大日岳など)・・稜線を撮る事が出来た


切合小屋とテント場

8月1日郡山を出発 山都町の川入駐車場に着いた私達は軽く食事とお酒を楽しみ眠りに付いた
夜中からテントを突く雨の音 明日の登山は雨?? 夢か幻かと熟睡は出来ない
2日の朝 目を覚ますと大雨のお出迎 食事もそこそこに濡れたテントをたたみ出発の準備に取りかかる

雨具を着ての暑苦しい出発となる 川入の登山道は雨に濡れて粘土質の道は滑る
下十五里の手前で団体さんが降りてきた どちらからですかと訪ねると大雨の為 
登山を中止して引き返す所ですとリーダーらしき若者が話してくれた


横峰


岡部会長 疲れ気味

雨は一向に止まない SUMIさんは昨日 飲み過ぎたのか体調が悪そうだ
全く展望のない登山道を汗だくになり登る TETUさんの駄洒落を聞きながら だが足は重たそう


チョット休憩

笹平ら辺りで少しガスが薄く成る もしかして晴れるかなと期待をするが自然の力は凄い
天気予報通りの雨が降りしきる 地蔵の水場で休憩をする 美味しい冷たい

地蔵山との分岐を過ぎると間もなく剣が峰に差し掛かる 鎖場の通過 雨の時は特に注意が!!
先頭を行くNOBUさんが足場を確認しながら進む やはり一枚岩の足場は滑るようである
剣が峰は晴れていれば最高の山並みが演出される場所 残念だが今日は展望は殆どない

足元に雪渓を眺め微かに見える三国小屋 間もなく三国岳の山頂である
三国小屋に着き休憩を取る 雨のためか登山者は少ない 小休憩をして直ぐに
山頂に向かい小屋の脇を下る
馬返しの鎖場に一束の花が添えられて居た
ご冥福を祈り通過する

種蒔山周辺は高山植物の花が所狭しと咲き 飯豊山の素晴らしい稜線のページを見ることが出来
雨に打たれた体の 疲れも和らぎ 切合小屋に着く頃は足取りも軽やかであった

大雨の為ずぶ濡れの体と荷物 テントを張るが 小屋泊まりに変更 借り枠で作られた小屋で夜を過ごす



借り枠の小屋で



御秘所のコルよりガスが切れた瞬間の稜線


3日の朝6時に切合を出発 ガスとぱらつく小雨の中
山並みの展望は無い 足元の花を見つめ 緩斜面を登ると直ぐに小雪渓があり雪の感触を味わう


雪渓の上で

細くえぐられた登山道 笹のアーチを潜ると稜線に出た 丸みの在る岩場を通り再びお花畑の中を進む

笈山 山頂を左にトラバースすると急な下りになる
相変わらず展望は無い 足元の花々だけが私達を迎えてくれる
御秘所のコルを越えて御前坂に差し掛かる ゴロゴロした岩の山肌 石は安定感が無く
直ぐに落石になる恐れが在りそうだ 長い坂を登りきるとテント場に着く
 
何時もなら多くのテントが張られてるのに今日はどうしたのか一張りも無い
初日に下山者に合ったときの話を思い出した 二日の本山のテン場は風が強く立って居られなかった
と言ってたのを!!何度か訪れたテン場一張りもないのは初めてで在る


テン場

広いテン場を過ぎると本山小屋に着く 小屋には管理人しか居ない ん〜〜〜之も初めてだ
ツマミ付きビール¥1000を一緒に登ったTETU・SUMI・NOBUさんと飲んでると
間もなく外国人(ドイツ)が訪れ挨拶を交わす10日間の飯豊縦走で最終目的地は朝日岳と
なんと凄い外人さんと驚いた

15分位の休憩の後 本山山頂に向かう山頂は直ぐに到着


ガスの中で記念写真

私とNOBUさんは御西岳に向かう 岩の下り道を過ぎ駒形山を過ぎると
稜線に出る 其処には広い広いお花畑が待っていた
南斜面には雪渓が残り雪渓を境に見事に調和したお花畑 飯豊の稜線上で一番と私は思いました
本山山頂を出て55分で御西岳に着く 山頂はなだらかな山で何時も通りすぎてから気づく?(>_<)

御西小屋でまたまたビール休憩 美味しいビールを飲み25分の休憩後
本山小屋で待つてるTETUさんSUMIさんの所に戻る ガスは切れそうで切れない

AM11:45小屋に到着 食事を楽しみ下山の途に
御前坂を過ぎ御秘所の岩場に差し掛かったときヘリコプターのごう音が聞こえる
見上げると低空で旋回 小屋の管理人の話では足を骨折した人の救助ヘリと思われる
ガスが濃く視界が利くまで待機してた様である



救助ヘリ

写真を撮りガスの切れた眼下を見ると三人が大の字になり休んでた


中央の寝てる三人

午後の一時を過ぎる頃からガスが切れ始めた之から良い写真が撮れると
張り切ってる私に水を差すようにデジカメが (>_<) 動かない スイッチが入らない
どうしたことだ 初日からの雨でカメラの調子がもう一つ悪くピントが合わず 此処に来て完全に
壊れてしまった様である

雲の中に大日岳が

切合のテン場に着き待機してた岡部会長にカメラの事を話 
ガスの切れた山並み大日岳を初め之から先の写真をお願いいたしました


  
早々と宴会が始まる      夜食を作るSEI・SUMI

テン場にはPM2:00に到着
早速 晴れた空の下 清々しい微風に誘われて大宴会の始まり
2.7gの焼酎を立てて飯豊の山旅の思いで作り 隣のテントのSIMAさんが合流
広島カープのフアンと聞き 私も古葉監督当時よりの大フアンですと話すと盛り上がる話に
ついつい隣りの宴会の席にお邪魔致しますと合流 楽しい一時を過ごす事が出来た




千葉から来たSIMAさん皆さん有り難うございました

お酒も無くなり3日の午後7:00早くもお休みタイム おやすみなさい::::



大日岳の頭には傘雲が架かる

4日の朝TETUさんとSUMIさんの声で目を覚ます
雨こそ降ってないが今日も相変わらずのガスである 朝の食事を済ませて帰り支度
テン場は所狭しと多くのテントが張られてたが 縦走する人 下山する人とあわただしく撤収する

私達もAM6:00テン場を後にした
下りに強いTETUさん元気に登山道の花に見送られて稜線を進む
SUMIさんは小石に足を取られて転ける
NOBUさんはいつもながら真面目に黙々と進む
岡部会長は常に話の種を蒔いて歩く 懐の深さが感じられる


一休み


剣が峰の岩場

剣が峰の岩場を慎重に下り 地蔵の水場で一休み
水場には数十人の登山者が食事をしたり休憩をする姿が在った
残りの道のりを曇り空の下 心地よい汗をかき
上・中・下十五里と下り川入の駐車場にAM11:20無事に到着致しました

帰宅途中に飯豊の湯に回り 美味しいソバと生ビール そしてTETUさんのツマミの
差し入れを頂き車を走らせた 郡山にはPM3:30??頃到着
飯豊山の三泊四日の旅を終了致しました

岡部会長・TETUさんSUMIさんNOBUさんありがとうございます
そして千葉から飯豊山に来てたSIMAさん皆さんありがとうございました
SEI



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