三本槍岳平成20年7月13日
1916.9m

天候(晴れ)                   今回のコース




爽やかな風が散歩する稜線

朝から晴れ渡る空

車は下郷町にある登山口へと走る
梅雨間の登山日和と来れば、花の山に訪れる人も多かろう

そんな思いを抱き、阿賀川に架かる橋を渡り林道を進む
舗装された林道も終わり砂利道へ・・・

昨日降った大雨の足跡か、堰堤を乗り越えて木々や小石が道まで転がっていた。
どんどん高度を稼ぐ林道走りも終わり、車を止める空き地へ着く
しかし車を止める場所は無く林道脇に縦列駐車をする車が目立つ!

私達の車は最初の空き地より更に進み、程よい場所に車を止めた。

登山口より足を運び、大峠に着くと多くの登山者で賑わってます
殆どの登山者が三倉山へ進み登山道は蟻の行列状態でした。

三本槍方面へ進んだのは数名で
此処からは展望の利く稜線歩きです
山並みの変化を楽しみながら三本槍岳に着いた。

展望をご馳走に暫しの休憩を楽しんでると
多くの登山者が(茶臼岳方面より)次から次と上がってくる
鋭いピークや山並みを眺めて思い思いの語りを楽しんでました。

ピークを後に下山開始する私達は、鏡ヶ沼方面へとコースをとる
須立山のコルから鏡ヶ沼への登山道は殆ど藪漕ぎで!
急斜面に張られたトラロープを便りに笹をかき分け下る・・・
そこは「天国、別天地」
静かな佇まいの沼のほとりはモリアオガエルの生息地でした。

モリアオガエルが木々に生み付けた卵を見つけ
湖面に映る山並みを眺めながら、自然に触れ長い休憩をとる
あとは沢を利用して作られた登山道をひたすら下ると大峠への道と出会う

そして車の待つ場所へ着き、今日の山旅が終わりました。




 

林道終点でAnさん・Gonちゃん          大 峠

大峠までは展望のない登山道だ
昨日の雨で濡れた笹が足下を汚す、朝から蒸し暑く今日は汗を絞られるぞと覚悟の出発!でした。



   

大峠の地蔵さん        ハクサンフウロと仲間達



 

稜線に出る             奥に聳える三本槍岳

・・・・・大峠には登山者が多く私達は反対側にある三本槍岳へ・・・・・







   

蜂が遊ぶシャクナゲと仲間達





 

三倉山の峰                        鏡ヶ沼と旭岳(赤崩山)

・・・・・高度を稼ぎ三倉山の峰が目線になる頃、鏡ヶ沼が眼下に見えた・・・・・





    

ニッコウキスゲと仲間達





 

青空に霞むSEI・・・(>_<)         気持ちの良い稜線へ出た

青空の下で遊ぶ蜂やチョウチョそしてトンボまでが仲間入り
俺も混ぜてくんちとSEIが飛び入りだ!





    

・・・・オノエランと仲間達・・・・




  

流石山を望む         赤とんぼ        ベニサラサドウダン・・?

・・・・どっしりと鎮座する流石山の麓・・・・・
そこでは数々のドラマが生まれたのだろう、峠に奉られる祠や地蔵さんが語りかける




 

山頂より茶臼岳方面            山頂にて(Anさん・Gonちゃん・(@_@)さん・SEI)

山頂の眺めは遮る物は何もない大展望です
四方八方の景色は奥に霞がかかり、手前の山々が浮き彫りにされたようなパノラマが展開してました。





 

下 山           ドウダンツツジの咲く風景

美味しい空気を食べながら下山の途に着く
・・・・展望が刻々と変わり目線が休む暇もなく夢中になれる登山道・・・・





 

藪漕ぎの下山

今日の楽しみ藪漕ぎだ。。。
笹の背丈は2mはあるだろう、おまけは急斜面の滑る悪路です





 

モリアオガエルの卵        鏡ヶ沼にて

悪路を下りきれば別天地に到着
穏やかな湖面に映し出されてる山並みや湖面で遊ぶ神様トンボ(正式名は・・?)の群れに気持ちが和む

残念なのはモリアオガエルの産卵場所に生み付けられてる卵が、殆ど乾燥してた
湖面の水も少なく卵の下は水が引き砂地になってる。
空梅雨の悪さなのか、それとも温暖化の影響なのでしょうか・・?





 

休 憩                          沼に奉られてる祠

・・・・私達は沼の辺にある祠に手を合わせ思いをお祈りする・・・・




 

鏡の様な湖面           休 憩

湖面を覗くとゲンゴロウの泳ぐ姿を発見、写真を撮るが画像からは確認できなかった




 

三本槍への稜線             誰が名付けた鏡沼

湖面を渡る風は軟らかく優しささえ感じることが出来る
静かな森にはカエルの鳴き声が奏でられる、ケロケロと響き渡る鳴き声に近づくが姿が見えない

神様の宿る落ち着いた沼の辺で私達は、無心に無邪気になることが出来ました。





 

白樺の道を辿る

今日の友
大空を泳ぐトンボ・花の蜜にありつく蜂・花を飛びかうチョウチョ・沼の主モリアオガエルやゲンゴロウ
山であった皆さん Anさん Gonちゃん、そして自然豊かな山々にありがとう
・・・SEI・・・

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